わたしの婚活回想記

婚活を経て結婚した女の戯言ブログ

実家暮らしは結婚できないのか

巷でよく言われますね。

実家暮らしの女は結婚できない…と。

 

私の考えは…ズバリ

 

 

出来ない

 

 

です。

 

少し極論でしたね。

 

 

32歳の私の友人達は、下は28歳から、

上は38歳くらいまでです。

今はもう7割方結婚してます。

 

ここ2年くらいで一気に既婚率が上がったのですが、

残る何人かの独身者の共通点…

 

見た目が悪い?

性格が悪い?

仕事に邁進しすぎ?

高望みしすぎ?

 

いいえ。

実家暮らし!!

 

私は実家も東京です。

外れの方ではあるものの、不便は無かったですし、

寧ろ帰宅したらご飯もあって、お風呂も沸かされてて、

掃除も洗濯もされている。

こんな天国ありますか?笑

 

でもなーんとなく、

人生経験の1つとして、

一人暮らしはしておいた方がいいんじゃないかなって思ったんです。

そして26歳で家を出ました。

 

私はそれまで一切家事をしませんでした。

だから一人暮らしをして初めて、

料理やら洗濯やらを覚えました。

 

最初は初めての一人暮らしに心踊る日々。

でも、婚活期間中はあまりの孤独で、

打ちひしがれそうになる日々でした。

 

朝目覚めた時、おはようを言う相手のいない孤独

出掛ける時も誰も見送ってはくれないし、

帰ってきても待っててくれる人もいない

 

寝る時に襲いかかる漠然とした不安。

婚活期間中のつらかった記憶として思い出すのは、

変な男性とのエピソードや苦しかった失恋よりも、

この一人暮らしの家で感じた「孤独」だったりします。

 

 

 

でも、これこそが私が結婚相手と巡り会えた理由ではないかと思うんです。

 

私は31歳で今の夫に出会ってます。

決して満場一致で若いとは言われない年齢です。

夫は比較的華やかな業界で働いていますから、

出会おうと思えばもっともっと若い女性とも出会えるはず。

 

でも彼が私を彼女にし、そして妻にしたいと思った理由が、

【落ち着ける】というなんともざっくりした理由だったんですね(°▽°)

 

この【落ち着ける】を紐解くと、

帰ってきたら、美味しいご飯があって、

温かいお風呂が沸いている。

そして精神的にきちんと自立していて、

些細なことにも喜んで、感謝してくれる

 

前半は家事スキルの問題ですから、

実家暮らしの方でもやろうと思えばやれるでしょう。

でも後半の精神的自立って

仕事して、そこそこの恋愛経験さえあれば身につくものとは思えません。

 

そして何よりも最後の部分。

一人暮らしの時に「孤独」を知ったからこそ

目の前のパートナーとの何気ない時間が、

とても幸せで大切にしたいと思えたんです。

 

少し哲学的だけど、人間は産まれてからずっとお母さんの胸に甘えながら育ちます。

だからこそ、あえて「一人」にならないと、「二人」にはなれないのかもしれません。

 

というわけで、婚活悩んでるアラサー女性は、

荒行と思って一人暮らしはじめませんか?